若い頃のOLの仕事には「お茶汲み」ってあったよね。
朝早く来て、社の偉い人たちやみんなのお茶を入れていくの。それぞれの好みを覚えて、この人はコーヒーのブラック、この部長は砂糖を2個・・・なんてね。
カップもそれぞれマイカップもってねえ。今はみんな自分でペットボトル持つとか、給茶機などを使うようになって、そういう会社、激減したと思いますね。
でも、結構楽しかったんだけどね。もちろん受付なんかやっていたころは、それこそちゃんとお茶の入れ方なんかも先輩社員から教わったよ。
我々の部にはよく社長がいらして、お菓子などの差し入れなどもあったので、ある年、社長のお誕生日のプレゼントにコーヒーカップをみんなで差し上げたことがあったなぁ。
おそろいのソーサーがなかったので、似た焼き色のお皿とスプーンもつけてね。
その後、本社が移転になって、給湯室がなくなって、お茶は給茶機と自動販売機の味気ないものになってしまったのよね。
こういうことが現代のコミュニケーション不足を招いているのは間違えないとおもうんだけど。
私自身も退社し、今はご縁も薄くなってしまったけど、本社移転の時、会社の台所から持ち帰った鍋やざるとともに社長用のコーヒースプーン(カップは社長が持っていかれてけど、スプーンは忘れちゃったみたい)が我が家で現役。
使うたびになんとなく思い出がよみがえる一品です。